Defiled 2017.04.28@DDD青山クロスシアター

 

 

社会人になって1ヶ月が過ぎようとしています。

つらいですね、社会人。仕事始めたばかりの慣れないこのつらさ、久々に味わってしにそう。月曜から木曜までほんと泣きそうになりながら仕事してたけど、金曜に店長からありがたい激励やセクハラを頂戴してやっと元気になった。そしてDefiled

 

思えば結構長い間現場がなかった。最後に行ったの何だったかなと思い返したら2月あたまのお渡し会ですよ。約2か月!!!!!!長かった。仕事始めてからは毎日次の現場のこと考えてました。

 

 

 

それにしても舞台の感想って上手く書けない。自分の解釈が間違っている気がしたりはたまた話が全く理解できていない時もある。Defiledは比較的私の中では分かりやすい内容だったんだけど、それでもハリーという男の捉え方って人それぞれなんだろうなと思いました。

まず、私は途中までハリーを少年あるいは20歳そこそこの年齢だと思って見てました。予備知識0なので原作のハリーを知らないんですが、戸塚くんの演じるハリーには幼さを感じたんですよね。確かに頭はいい。口も立つ。でもその衝動性といい傷付きやすさといい、決して破壊欲にとらわれた”キチガイ”なんかではなく、信念を曲げられない子供なんだなぁと。ハリーを見ながら頭に浮かんだのは、癒し屋キリコの約束における上山涼でした。どこか類似したこういう役が戸塚くんに与えられるのは納得するし、戸塚くんが演じることで、こうした男にはどこか幼さが伴う。

やはりハリーは、ブライアンが言う“難しいヤマ(キチガイ)”と“チョロいヤマ(理屈の分かる人間)”のうち、チョロい方に属するはずだったんですよね。ブライアンの理屈が全く分からないわけではなかった、むしろ頭では分かっているけれど自分の信念を曲げられなかった、そういう男なのだと感じました、私は。きっと全然死にたくなんかなかっただろうからあの最期は可哀相だったけど、彼が自分の頑なな信念に折り合いをつけるには、ああなる他なかったのかなとも思います。

 

ブライアンがこの交渉を「難しい」と言ったのは、ハリーがキチガイだからじゃないし、彼を喜ばせるためでもない。彼の純粋さにぶち当たったからなのではないかなあと。“ディファイルド――気高く・神聖なものが汚されること”。ハリーや図書館を守ることと、ハリーの純粋さを守ること、ブライアンはどちらも汚したくなかったのだろうなあ。

 

 

 

私が観てて感じ取れたのはこの程度です。あとは戸塚くんいい尻してんなーとか思ったくらいです。分かりやすくて、でもいろんな感じ方の出来るいい舞台だなあと思いました。あのばかみたいなキャパも、密室に立てこもるという設定には向いていたんだろうな。生声の演技っていいですね。

戸塚くんはくれぐれも喉潰さないようにして千穐楽まで頑張ってください。

 

 

変わりゆく時代の中でも 変わらないでよ



私は都合がいい。都合よくアイドルを応援し、しんどくなったらさっさと離れたくなる、そういう質だ。自分の幸せのためにアイドルを追いかけていたいし、アイドルの幸せに重きを置きすぎて自分をすり減らすことはしたくない。出来ることなら傷付きたくない。幸せになれないと思ったらさっさとそこから去ってきた。

 

 

エイトを追いかけるのが嫌になった時も、田口くんがグループを脱退した時もブログを書いた。しんどかったことは書き残すようにしていた。そして最近になって、ブログごと消した。

ブログにはもちろん楽しい思い出も綴っていて、私がジャニーズJr.の髙橋颯くんを好きだった頃コンサートで見た彼の一挙手一投足について細かに綴ったものもあった。その記事も今は当然ない。颯くんの露出が減ったのを境にJr.自体への興味が薄れ、もう颯くんを追うこともないような気がして、何も考えずに消してしまった。ちょうどそういうタイミングで、颯くんは事務所を辞めた。

 

 

 

またわざわざブログを開設し、記事を書いている。ばかみたいにしんどさを綴ろうとしている。私はもう颯くんを追いかけていなかった。もっと言えば、追いかけようとしたその姿を途中から見失った。いないから、探そうともしなかった。自分の気持ちはその程度にまで落ちていたのに、彼が事務所を去ることを知った時、どうしようもなくしんどかった。かつて都合よく応援し、都合よく離れただけのファンでも、彼がいなくなることはつらかった。

 

 

どこかで、颯くんは事務所に残る人間だと安心しきっていたのだと思う。シンメが辞め、仲が良かったJr.が辞め、ユニットから漏れ、テレビに出なくなった。そんないつ辞めてもおかしくない状況下で、彼は変わらなかった。セクバの第一線で活躍していた時と何一つ変わらない笑顔で全力で踊っている、とても強い人だった。

私は彼の人柄に強く惹かれていた部分があって、それは長年あのJr.界で揉まれてきても全く擦れない、痛いくらいに真っ直ぐなところだ。常に正しくあろうとする姿が好きだった。その根っこの部分が全く変わっていないのを目にして、この人はきっとどんな状況に立たされても、変わることなくそこに居てくれるのだと思い込んでしまった。

 

 

 

それでも、最終的に颯くんは事務所を辞める決断をした。

しんどい、ただしんどかった。辞めないで、なんて言えなかった。居なくなってほしくなんかないのに、退所という選択には異論の一つも出てこない。諦めとか、そういう物ではない気がする。彼は正しい人だから、正しい選択をしたかったのだと思う。悲しいけれど、私もその選択はとても正しいと思った。

 

 

 

私は都合がいいファンだった。都合よく応援し、しんどくなったらさっさと離れてしまうようなファンだった。颯くんを見て幸せになれたから追いかけたし、颯くんのいない少クラを観るのがつらいから離れた。それだけが私のファンとしての期間だった。

ただ自分は今、このアイドルの幸せを、アイドルだった彼の幸せを、思っている。出来ることならこの世界で幸せになってほしかったし、彼の幸せはここにあるはずだった。でも彼の選ぶ道なら、きっと何だって正しい。そう思えるくらい、私はこの若い男の子が持っている強さと正しさを信じている。


幸せになってほしい。

彼のファンは口を揃えて言う。こんなに一心に幸せを願われながら去っていくJr.を、私は他に知らない。





たくさんのものを与えてくれた髙橋颯くんへ

君はこれからもっと、幸せになるべきひとだよ。